PS4互換性はPlayStationファンの間で非常に興味ある話題です。PS4は、PS3を含め前世代のPlayStationとの互換性はありません。つまり、初代PlayStation、そしてPS2、PS3用のメディア版(CDやディスクなど)およびダウロード版のゲームソフトはPS4で使えないということです。正式に公表されたリソースによれば今までのゲーム機用CPU(中央処理装置)をやめ、PCでも使う構造のCPU(x86系)を採用した為だそうだ。x86系アーキテクチャのCPUはWindows OS用のCPUとしてよく使われている。x86系アーキテクチャのCPUを使う利点は、PC用のソフトを開発するのと同じ手法でPS4のソフトを開発できるところにある。多くのゲームやコンテンツ製作会社が競争に乗り出すことでより質のいいものが沢山開発されることになる。選択肢が増えるので今後の楽しみでもありますね。では持っているPS3、PS2や初代PlayStation用のゲームをどの用に使えばよいのか。
PS4はハードウエア的な互換性が無い分ネット経由のクラウドゲーミングサービスが用意されている。Gaikai技術とかGaikaiサービスと呼ばれているものだ。Gaikaiストリーミング・クラウドサービスを使うことで少ないHDD容量(500GB)を効率的に使うことが可能になる。HDDにゲームをインストールしないでストリーミング方式で楽しめるのでダウンロード可能なゲーム、音楽、映画やテレビ番組などのコンテンツにその容量を当てることが出来る。これは大きなメリットだ。クラウドゲーミングサービスを導入したもう一つのメリットはゲームを含む電子コンテンツを一点に集中されてPS Vita、スマートフォン・タブレットなどあらゆる端末からアクセスすることで場所を選ばずに楽しめることです。ハードに依存することなくネットワーク経由でより柔軟な環境も作れる。また、従来のゲームを物理的な形で使い回すことが無くなり、全てのデータが電子化されて提供出来るのでエコにもつながる。次世代ゲーム機と言われるのもハードウエアの部分だけじゃなくてこの辺りにもあると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿